大統領の愛したバーボン　ワイルドターキー

ワイルドターキーとは

ワイルドターキー（Wild Turkey）は、アメリカ・ケンタッキー州にあるローレンスバーグで製造されている代表的なバーボンウイスキーブランドです。19世紀後半から続く歴史ある蒸留所で、現在は「マスター・ディスティラー（蒸留責任者）」のジミー＆エディ・ラッセル親子が中心となって品質を守り続けています。野生の七面鳥が名前の由来で、力強い味わいと高いアルコール度数、そして本格派のバーボンとして世界中にファンを持つ人気ブランドです。また、第42代アメリカ大統領ビル・クリントンが愛飲していたというエピソードから「大統領が愛したバーボン」としても有名になりました。

ワイルドターキーの特徴

ワイルドターキーの最大の特徴は、その「力強さ」と「骨太な風味」です。原酒はアルコール度50.5％（101プルーフ）と高めで、バーボンらしい甘みとスパイシーさ、しっかりしたオークの風味が感じられます。甘さの中にもドライな余韻があり、バニラやキャラメル、焦がし樽の香ばしさが際立ちます。また、熟成期間も比較的長く、しっかりとしたコクを持ちながら飲み応えのある味わいが楽しめます。ストレートやロック、ハイボールなどさまざまな飲み方にも適しています。

ワイルドターキーのラインナップ

ワイルドターキー スタンダードは、6～8年熟成の原酒をブレンドしたバーボンです。蒸留、樽詰め時にアルコール度数を低く抑えていることから、加水量が少なく、しっかりとした味わいはそのままに、やわらかな口当たりが特徴的です。

ワイルドターキー 8年

ワイルドターキー 8年は、ワイルドターキー蒸留所の代表的な商品です。今も変わらず造られ続けている101プルーフ（アルコール度数50.5%）のストレートバーボンで、高いアルコール度数ながらも、滑らかでバランスの取れた味わいが特徴的です。

ワイルドターキー 12年

ワイルドターキー 12年は、ワイルドターキーのラインナップの中でも上質で複雑なバーボンです。12年熟成によるリッチな風味と滑らかな口当たりが特徴的です。特別な機会やじっくりと味わいたい時におすすめの一本です。

ワイルドターキー レアブリード

ワイルドターキー レアブリードは、6年、8年、12年熟成の原酒をブレンドし、加水調整をせずにそのままボトリングされたバーボンです。これにより、ウイスキーが持つ自然な力強さと豊かなフレーバーが最大限に引き出された、濃厚でインパクトのある商品です。

ワイルドターキー マスターズキープ ボヤージュ 

ワイルドターキー マスターズキープ ボヤージュ は、ブランド最上級シリーズ「マスターズキープ」の一つで、マスターディスティラーであるエディ・ラッセルにより作られました。カリブ海のラムカスクで追加熟成されており、ラム樽由来のトロピカルな香りと、ワイルドターキーならではのバニラやキャラメルの風味が絶妙に調和した奥深い味わいが特徴的です。